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花粉症持ちが語る!台湾にスギ花粉ってあるの?【旅行者必見】

2024年2月29日


花粉症持ちが語る!台湾にスギ花粉ってあるの?【旅行者必見】



こんにちは、重度の花粉症持ちの耕平(@HEYinTW)です。

日本人の4割の人が花粉症だと言われています。
日本ではすでに国民病とも言われていますが、お隣台湾ではどうでしょうか?

旅行に行く際に知っておきたいことでもあると思いますので今回は「台湾に花粉はあるのか」というテーマでお話ししていきます。

 


 

台湾には花粉はほとんどない?

結論から言いましょう。
僕が台湾に来てから花粉症の症状が出たことはほとんどありません

台湾人は「花粉症」という言葉は知っているようですが、実際にそうであるという人はほとんどいません。しかし時期や場所、そして別の要因によってアレルギー症状が出ることもあります。

どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

 

日本の花粉症シーズン

画像引用:アレジオン 花粉の豆知識

上の図は日本で花粉が飛んでいる時期です。1年を通して花粉が飛んでいる、とんでもない国ですね笑

日本では数十年前、建材利用や治水を目的にスギの木の植林が行われました。しかしその後の手入れを怠ったため、花粉量と患者数が比例的に増えたとされています。
僕を含め、スギ・ヒノキ、ブタクサ花粉に反応してしまう方が大半じゃないでしょうか。

では台湾の花粉事情を見てみましょう。

 

台湾の花粉事情

 

スギ花粉はない

台湾には山林にヒノキはあるものの、スギの木はほとんどありません
つまり、スギ花粉症の方が台湾に来てもアレルギー症状に悩まされることはないということです。

台湾はスギの木の植林は行われなかったんですね。3~4月に酷い症状に悩まされてる方は、これだけで天国じゃないでしょうか。

 

ヒノキ・ブタクサ花粉はある

山の方にはヒノキブタクサは意外とあります。
とはいえ、山林地帯で被害が大きいので台北や台中の街中を観光するだけなら特に気にしなくてもいいかもしれません。実際に僕は1年を通してツライと感じたことはありません。

日本では毎日のように飲み薬と点鼻薬を服用していましたが、来台してからは一度も薬を使っていません。
控えめに言って素晴らしいです。

もし、ブタクサなどの花粉症が気になるならば台北の花粉予報をみれるサイトがありますので旅行前や旅行中にチェックしておくと良いでしょう。
アレルギートラッカー台北市

 

花粉よりも排気ガスがやばい!

花粉がほとんどなくてもアレルギー症状が出る人もいます。その原因は空気汚染です。台湾は空気がキレイではないので工場や車の排気ガスやPM2.5、黄砂の被害が大きいです。

どれも空気汚染の原因となる物質ですが、中国から流れてくるというよりも台湾自体の環境が悪いようです。

 

PM2.5の被害がやばい!

こちらの図をご覧ください。

画像引用:Newtalk新聞

2018年1月4日のPM2.5濃度を示したものです。赤いほど濃度が高いことを示しています。
この日の場合、台北は緑色で数値的には低いですが中部から南部にかけては赤色を示していますね。

右に数値がありますが、一般的には70を越えたあたりから健康被害が出るほどの危険があるとされています。特に西部一帯がひどく、数値が100を超える日も結構あります。

これは僕のツイートです。ちょっとわかりにくいですが、空気が悪く景色が白がかっています(台中)。

 

空気汚染の対策法

空気汚染の対策としてはマスクをする以外ないですね。おすすめなのがPITTA MASK2.5aという商品。

花粉症対策でPITTA MASKを使っている方も多いと思いますが、これはいわばワンランク上の商品です。花粉の大きさは約30μmと大きく、普通のPITTA MASKでも捕獲できるのですが空気汚染の原因であるPM10やPM2.5は10μm以下なので、PITTA MASK2.5aを使わないと効果がありません。

日本では花粉症対策にもなるので、台湾旅行に行く際には買っておいて損はないでしょう。(今はコロナウイルスの影響でマスク自体購入困難ですね…)

 

結論:花粉シーズンは台湾へ逃げろ!

3~4月、10~11月の花粉がひどい時期は一時的に台湾に逃げることも考えてみてはいかがでしょうか?

この時期は台湾の気候も安定していて、暑すぎないのでとても過ごしやすいです。日本-台湾間は格安航空(LCC)が活発で、どんどん便利になってきています。

 

台湾に花粉はあるのか -まとめ-

今回は「台湾に花粉はあるのか」というテーマでまとめてみました。

要点をまとめると

  • スギを含め多くの花粉でアレルギー症状が出ることは少ない
  • 花粉よりも空気汚染による被害が多い

結論:花粉症がひどいなら台湾へ逃げろ!

ということになります。

もちろん、台湾には他にもいい所がたくさんあります。台湾への旅行を予定しているなら、台湾旅行で気をつけること17コ全部知ってる?【罰金あり注意】という記事もぜひ合わせてお読みください。

台湾情報

Posted by NIKOU