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【台湾料理】八角を使ったグルメ7選【好き嫌いの見分け方も解説】

2020年3月24日


【台湾料理】八角が使われているグルメ7選【好き嫌いあり】


こんにちは、台湾に2度留学経験のある耕平(@HEYinTW)です。

台湾には独特の味と匂いを持つスパイス「八角」を使用した料理がたくさんあります。日本人にとっては、好き嫌いが見事に二極化します。

そんな「八角料理」を今回は7つ紹介します。
また、自分は食べれるのかを知る見分け方についても述べてますので是非ご覧ください。

もし台湾旅行を考えているのなら、こちらの記事もぜひ合わせてお読みください。

 

八角とは何か

八角は「トウシキミ」「スターアニス」とも呼ばれ、煮込み料理などによく利用されるスパイスのひとつです。

花や星を彷彿させる外観ですが、それ自体を食べると言うよりも味や香り付けの目的で利用されます。台湾や四川料理などでよくみられ、甘くて刺激的な香りがするのが特徴です。

 

八角料理が食べられるか判断する方法

「台湾料理が口に合わなかった」と旅行から帰ってきた知り合いが言うほとんどは実はこの八角が原因です。

日本人だと、好き嫌いが見事に分かれるであろう独特の味がします。
自分は大丈夫かな?と思うと思いますが、判断材料を2つ挙げておきます。

個人差があり絶対にそうだとは言えませんので、あくまで目安としてお考えください。

 

シナモンは食べれるか

シナモンと八角を混同する人がいますが、実は全くの別物です。

しかしどういうわけか、シナモンが苦手な方は八角も苦手な場合が多いです。おそらく、独特の風味と匂いが重なるからだと思います。

シナモンがあまり得意ではない方は、八角のあの独特の味と匂いが苦手だと感じるかもしれません。

 

角煮は好きか

日本でもよく食べられている角煮ですが、中華料理屋さんなどで提供される本格的な角煮には八角が使われていることもあります。一般家庭で作る際は八角を使わないので、分かりにくいかもしれませんね。

台湾のコンビニや夜市などで漂ってくるツーンとした甘いニオイの正体はこのスパイスなんですが、匂いだけで判断するのは早とちりです!

ちょっと怖いかもしれませんが、やはり自分の口で確かめるのが一番良いです。
実際どんな料理に八角が使われているのか、紹介してゆきます。

 


 

台湾料理!八角が使われているグルメ7選

ルーロー飯(魯肉飯)

最近日本でもちょくちょく見かけるようになった、台湾を代表する伝統的グルメ。

お肉を細かく刻んで、八角を含んだ汁で数時間煮込んだものをご飯の上にかけて食べるのが基本形です。お店によっては同じ汁で煮込んだ卵や揚げ豆腐等をつけてくれるところもあります。

低価格で美味しい必食の台湾料理です。

 

牛肉麺

牛肉麺

不揃いで太めの麺が特徴の麺料理。
スープに八角が使用されていて、濃厚で肉の旨味が楽しめる一品です。

ちなみに「牛肉湯麺」と言う表記だと、牛肉そのものは乗ってなくスープと麺のみの提供になるので覚えておいてください。

 

胡椒餅

饒河夜市が有名な胡椒餅

日本人含め多くの観光客にも人気の胡椒餅ですが、中に八角が使われているものも多いので期待外れだったと言う方もいます。八角が大丈夫な方にとっては、最高に美味しいグルメですので是非食べてみてくださいね。

 

茶葉蛋

卵を殻ごと八角を含んだ漢方スープで煮込んだもの。

台湾のコンビニに入ると漂ってくるツンと鼻をつくような匂いの正体はこの茶葉蛋です。
ひとつ40円程度で売られていて、自分で殻を剥いて食べます。

現地台湾人が小腹が空いた時に食べるように、旅行中に試してみてはいかがですか?

 

台鉄弁当(台鐵便當)

引用:就愛這個味! 台鐵便當去年賣出1000萬盒

電車(火車)や新幹線(高鉄)の駅に売っているいわゆる駅弁です。

八角入りのスープに通したお肉や卵が乗っています。
ひたひたなので弁当全体がこの味になっちゃってますが、台湾人にとっては懐かしくなるような、ふるさとの味だと言う人もいます。

 

控肉飯(角煮飯)

角煮ご飯のことです。
台湾の角煮は「爌肉」と表記され、十中八九「八角」が使用されています。

深みと甘さが出るので個人的には大好物なんですが、嫌いな方にとっては慣れ親しんだ日本の味がいいと思うかもしれませんね。

 

ルーウェイ(滷味)

引用:高雄人從小吃到大的零嘴,老牌滷味攤「阿囉哈」吃了會涮嘴

「滷味」という、食材をスープで味付けした台湾料理になります。

夜市に行くと必ず見かけるこの屋台では、自分で好きな食材を選ぶことができます。
スープにはやはり八角が使われていて、台湾に来たなと感じる一品です。

 

八角は万能である

ここまで八角とそれを使った台湾料理について述べてきましたが、八角は古くから利用されておりとても万能であると言う話をしておきます。

 

汎用性が高い

八角は台湾や中国だけでなくマレーシア、シンガポール、さらにはフランスなどのヨーロッパでも使われていることはご存知でしたか?

「腰痛などに効く」「胃腸を整える」といった効能から生薬・漢方薬としても使われていて、更に肉や魚の臭みを消してくれることから多くの料理に利用されてきました。

 

八角を使ったその他料理

その他八角を使った料理が各国にも存在しますので、あわせて紹介しておきます。

 

バクテー(肉骨茶)

スペアリブを八角入りのスープで煮込んだマレーシアの伝統料理。
味は角煮に似ています。

 

杏仁豆腐

実は、杏仁豆腐にも八角が使われることがあります。
がっつりではなく、香り付け程度だと思いますが日本でよく食べる杏仁豆腐よりも深みが出るのが特徴です。

 

パン・デピス

ヨーロッパでクリスマスシーズンに食べられる「パン・デピス」と呼ばれるフランス発祥のケーキにも、八角が使われています。
八角自体に甘さがあるので、デザートとの相性も良いみたいです。

 


 

八角を使った台湾料理まとめ

今回は「八角が使われている台湾料理7選と見分け方」と言うテーマでお話してきました。

台湾には八角を使ったグルメがたくさんあります。
好き嫌いが分かれるものではありますが、匂いで拒絶するのではなくとりあえず一度食べてみてください。

もしかしたらあなたは「好き派」かもしれませんよ。

 

好き嫌いが分かれるといえば、パクチーも台湾でよく見かける物の1つですね。パクチーが使われている料理もまとめてますので、あわせてご覧ください。

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