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台湾の大学院申請方法を1から10まで解説します!【徹底解説】

2024年3月28日

【徹底解説】台湾の大学院申請方法をくまなく解説します!
台湾・高雄「美麗島駅」

こんにちは、耕平(@HEYinTW)です。

今回は、台湾の大学院に進学するための一連の流れをできるだけ細かくお伝えしたいな、と思います。ちなみに、台湾の大学(院)申請〜奨学金、入学までを解説したロードマップ記事がありますのでぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでくださってる方はおそらく、これから台湾の大学院に申請しようとしていて、または迷っていて、

  • 調べたは良いものの結局どういうこと!?
  • 複雑すぎて解読だけで心折れる!

という方が多いと思います。

そのお気持ち、ほんっとにお分かり申し上げます。
僕もその中の1人でした。必死でネット中を駆け巡って気付いたら夜中だった、なんてことがザラにありました。

そこで!僕があの時知りたかった情報をお伝えできたらいいな!と思います。
ちなみに僕は仕事を辞めて、台湾の大学院に進む道を選びました。1人、毎日仕事終わりに必死で準備をしていたことを思い出します。
期限はありますが、準備には終わりはありません。時間をかければかけるほど、納得のいく書類に仕上がります。

それでは本題に入っていきましょう。

大学選び

もうすでに何校か決まっている方がほとんどだと思います。大学院ですから、卒業した学部に関連していることが大体の条件でしょう。

さらに、全英語課程なのか中国語課程なのか学部によって違うので、自分がどちらに進むのかしっかり決めておきましょう。

大学にもレベルがあり、身の丈にあった大学を選ばないと入ってから苦労することになります。台湾のトップ、台湾大学はやはり人気が高く僕の周りでも多くの日本人が通っています。
実は台湾大学に申請の件で電話したことがあるのですが、その時の国際業務の担当者がこうおっしゃっていました。

「入るのは出来るかもしんないけど、出るのが大変だよ」

担当者が直でこう言ってくるのは正直驚きましたね。でもぶっちゃけ本当の話で、台湾大学に限らず台湾の大学院は「入るのは簡単、出るのが大変」とよく言われています。だから大学院修士3年目の人とか結構います。

日本とはちょっと違いますね。
中途な気持ちで「ここでいいや〜」と決めちゃうとあとで苦労するかもしれません。
入学後の僕の苦労記です↓

さて、大学選びに関しましては「個人による」としか言えません。
自分の実力で、どんな目的で、何を学びたいのか、どこに行きたいのか。

これを吟味することです。

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申請期間

申請期間ですが、中興大学の場合2024年度申請は下記の期間です。
春入学の申請期間発表ははまだ先です。

【中興大学】

1. 2024年 2月1日〜3月31日迄 (9月入学)
2. 2024年 9月9日〜10月15日迄 (2月入学) *予想

春入学を採用しているかどうかは学部により違うし、大学によっても期間が違うので、要確認。

大学院申請に必要な書類

行きたい大学を選び、学部も決まりました!
さて、申請の説明をします。

僕が入学した中興大学の申請要件を例にしていきます。原文:申請需準備之文件

1. 申請書類の記入(オンライン)
2. 最高学歴(卒業)証明書(中or英)

3. 最高学歴成績証明書(中or英)
4. 推薦書2通
5. 自伝(中or英)
6. 研究計画書(中or英)
7. 銀行残高証明書
8. パスポートのコピー
9. 語学能力証明書(中or英)
(10. その他学部の要求書類)

申請に必要なものはどの大学もほぼ同じだと思います。
ココからは詳しく書いていきますが、必ず自分の申請する学校、学部の必要書類を確認して不備のないようにしましょう。

1. 申請書類の記入

これはどの大学もオンラインでしょう。

僕が申請した大学は2月1日になったらシステムが解放され、IDとパスワードを設定できるようになりました。それまではリンクはあるものの、クリックしても開けなかったです。

設定してからは申請期間内であればいつでも変更可能だと思います。(僕が申請した年は1日が休日で解放されなかった覚えがあります。こういうとこも台湾っぽいですね笑)

家族、住所、卒業校などの情報をいろいろ記入しなければなりません。
調べないと何を記入していいのかわからない箇所もいくつか出てくると思いますので、登録は早めに行い、いつでも補完できるようにしておきましょう。
何校か受ける予定の方は、申請期間をしっかり把握しておきましょう。また、同じ大学で2学部同時に受けることもできます。

ちなみに、このシステム内で自伝や研究計画書をアップロードします。

2. 最高学歴証明書

卒業証明書ですね。

現在大学生であれば、卒業見込み証明書になるかと思います。
この場合は、一度大学に確認のメールを入れましょう。おそらく一度見込み証明書を提出して、卒業した後再度提出してくれ、などと言ってくれると思います。

英語版か中国語版どちらかが必要なので、抜かりなく。
現在社会人で、卒業してからしばらく経つ方でも大学に連絡すれば必ずもらえます。学校のHPを見て、メールなのか郵便なのか、はたまたオンライン申請で良いのか確認しましょう。

僕の場合は、奨学金の申請も同時期に行っていたため、念の為原文と英語版5枚ずつ頼んでいたのですが、英語版は2週間くらいかかるよと言われました。流石に遅すぎだろと思ってましたが、こればかりはしょうがないです。
※台北駐日経済文化代表処による驗證が必要(後述)

3. 最高学歴成績証明書

大学の成績証明書ですね。これもまた在学生の方は大学に確認する必要があるかと思います。
卒業生の方は卒業証明書と同時に頼んでおきましょう。

同じく英語版または中国語版が必要です。

文書証明とは

さて、上記の「最高学歴証明書」「最高学歴成績証明書」の2種類については台北駐日経済文化代表処というところで文書証明をしてもらう必要があります。

これをしないと他がどれだけ完璧でも不合格となります。

台北駐日経済文化代表処とは

台北駐日経済文化経済処は台湾の大使館的な立ち位置で、ビザ関係手続きもここで行います。現在日本には5箇所あるのですが、各代表処で管轄の県が決まっています。必ず確認してください。

そして、平日の決まった時間にしかやっていません。しかも、書類の即日発行は料金50%増しという処遇。
※詳しくはHPをご覧ください(台北駐日経済文化代表処 文書証明について

これで会社を何度休んだか分かりません。
僕が当時いた福井県の管轄は大阪の代表処でした。何事も早めがいいと思い、必要書類を揃えていざ大阪へ。

※ここで問題発生
苦労して大阪まで来たのに窓口の方が「パスポートの英語名と証明書の英語名が一致しない。認証スタンプは押せるけど申請に影響するかどうかは保証できない」というのです。書類を認証するだけで交通費+宿泊費+50%増し手続き料のかかる地方勢にはツラい...。

急ぎでもう一度、母校に名前の英語表記を指定して送ってもらうことにし、また大阪に有給急行。ただ書類を認証するだけで1ヶ月以上もかかってしまいました。早め早めの準備が功を奏しました。

名前の確認と、早めの準備をお勧めします。

4. 推薦書2通

これもなかなかに骨の折れる書類の一つですね。
2通=2名分 ということですが、先生や上司に推薦書を書いてもらい志望大学のシステム上で送ってもらう、ということになります。
つまり、申請する大学が多ければ多いほど先生に手間をかけるということにもなります。

卒業から3年以上経ち、母校の先生に連絡し難いのであれば、職場の上司に頼んだりする方もいるみたいですが、会社辞めるのにそれはきつくないですかw と思ったものです。

僕は理系だったので、当時の研究室の先生2名にお願いしました。幸い、卒業後もちょくちょく連絡を取っていたので比較的頼みやすかったです。←確信犯
もちろん、中国語をお願いするのは無理故、英語ですね。

さて「推薦状を書いてください!」とお願いして快く書いていただけるものでしょうか?
これは先生によりますが、1から10まで先生が描いてくれるパターンは少ないんじゃないかと思います。
実際僕は先生2名分の推薦状を英語で1から9まで書いて先生に送り、先生が少し修正、サインをした後、僕がまた最終確認、学校へ送信。という流れでした。

考えたらそうですよね。
たった数ヶ月の付き合いの学生の良いところをページ1枚分英語で書いてくれ、って言われても。自分が先生なら頭抱えます笑

推薦状は、成績や研究計画書では見ることの出来ない自分の素の部分、パフォーマンスを評価するという部分に重点が置かれているのでやはり大切です。

自分の長所をページ1枚分×2を書き出すのは容易ではありません。書き方を説明した記事を例文付きで紹介しているよく読んでいただいている記事がありますので、よかったら参考にしてください。

しかも、先生らと何度かやり取りを交わさなければいけないので、時間を要することも頭に置いておいてください。申請期間前から準備しておきましょう。(直接伝えに行く場合は手土産を忘れずにw)

5. 自伝

自伝ってなんでしょうか。オートバイオグラフィー。自分の生い立ちや背景などを語ること、でしょうか。

書き方に関して正解はないと思います。
自分はどういう環境で育ったのか、何に興味があるのか、学ぶ学問と何の関連性があるのか、どんな目標を持っているのか。など、ストーリー仕立てで書くのが良いでしょう

中興大学の規定は、英語 or 中国語 300〜500 字でした。僕は中国語で書きましたが、書いてみるとわかります。500字って本当に少ないです。その少ない文字数で自分の伝えたいことをいかに伝えるかが勝負です。

自傳 寫法
みたいに検索すれば書き方や例などが出てきますので参考にしましょう。このブログでも解説していますので、よかったら参考にしてみてください。

6. 研究計画書

おそらくこの中で1番大変なのはこれでしょう。
学部によって何語で書くのか、何字以内で書くのか違ってきますので必ず確認しましょう。ちなみにこれも僕は中国語で書きました。

「何を書けば良いのかわからない!そもそも書き方がわからない!内容が薄っぺらくなっちゃう!」

分かります。
僕も本当に苦労しました。毎日会社から帰って、寝る前の数時間ずっと研究計画書を書いてました。ここでの頑張りがあったからこそある今なのだと、本当に思います。

研究計画書の書き方、そして翻訳に困った際の最終手段も別記事にまとめましたので参考にしてください。

7. 銀行残高証明書

中国語で「財力證明書」と呼ばれるものです。
口座に学校が指定する一定の金額以上あるかという確認の証明書になります。一文無しで来られても面倒見れないよ、ということです。

ゆうちょであれば郵便局で、銀行口座なら各銀行の窓口で「英文の残高証明書が欲しいです」と言えばやってくれます。僕は郵便局でもらいましたが、確か1000円くらいでした。郵便局も銀行も、バリバリ平日しかやってないのでこれもツラかったです…。
場所によっては土日受付や夜受付をしているところはあるのですが、田舎にはそんな都合のいい場所ありませんでした笑

しかも、英文の財力証明書が欲しいなんて依頼滅多にこないもんだから、職員総出であれやこれややっていました。そしたら1時間もかかってしまいました。大きな郵便局なら、10分ぐらいでやってくれるかと思います。
※ここでも名前の英字表記に気をつけてください。

8. パスポートのコピー

特に問題ないと思います。

申請時に期限が切れたパスポートを使うのはもちろんアウトなので、新調する必要があります。確認しておきましょう。申請から受け取りにも数日かかるので期限ギリギリの方は余裕を持って新調しておきましょう。

申請時には期限内だけど、入学時には切れちゃうっていう方も新調しておいたほうがいいです。
どうしても間に合わなくなった場合は、学校にその趣旨を伝えて更新後再度提出する、などの処置を取ったほうがいいかもしれません。
結婚して姓が変わったという方はその趣旨を記載したページも一緒にアップロードしておきましょう。

9. 語学能力証明書

これは完全に学部によります。
基本的には中国語(TOCFL/HSK)英語(TOEIC/TOEFL/IELTS)のどちらかのラインをクリアした証明書をアップロードすれば良いです。両方高いんだ見てくれって方は両方添付してもいいかもしれませんね笑

見てみると文系学部も理系学部も必要レベルに大差はありませんが、歴史学部や中国語学部などは英語ではなく中国語の証明書しか受け付けてないところが多いです。

これはちなみになんですが、語学力が基準以上に達していなくても申請が通ることもあるみたいです。(事務に聞きました笑)
少ないケースだと思いますが、もし本当にチャレンジしてみたい場所があるなら申請してみてもいいかもしれません。

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10. その他学部の要求書類

上記の他に、何か提出を求められる場合があるようです。スカイプ等による面接を行なっている学部もあるとか。

博士希望の方は、修士論文の提出も必要ですね。

台湾の大学院申請手順まとめ

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長くなりましたが、台湾への大学院申請に必要な方法を説明してみました。
また、台湾の大学・大学院を申請する際には奨学金の申請も同時に行うと良いです。詳しくは別記事に書いていますが、通れば学校生活が不自由ないほどの奨学金がもらえます。

ちなみに僕ももらっていました。

準備するものがたった10個と言えども、かかる時間は未知数です。僕は12月から準備していたにも関わらず、締め切りギリギリで提出しました。
受けると決まったら、なるべく早く準備しましょう!

上記で紹介したロードマップ記事もぜひ参考にしてくださいね!
皆さんの幸運を祈ります!!