
こんにちは、重度の花粉症持ちの耕平(@HEYinTW)です。
日本人の4割の人が花粉症だと言われています。
日本ではすでに国民病とも言われていますが、お隣台湾ではどうでしょうか?
旅行に行く際に知っておきたいことでもあると思いますので、今回は「台湾に花粉はあるのか」「スギやブタクサはあるのか」というテーマでお話ししていきます。
台湾には花粉はほとんどない?
結論から言います。
僕が台湾に来てから花粉症の症状が出たことはほぼありません。
台湾人は「花粉症」という言葉は知っているようですが、実際にそうであるという人はほとんどいません。でも、台湾にも花粉を飛ばす植物はあり、時期や場所、そして別の要因によってアレルギー症状が出ることもあります。
先に要点をまとめておきます。
| 花粉の種類 | 台湾にある? | 旅行で気にする必要は? |
|---|---|---|
| スギ | 山地に植林されている(溪頭など) | 街中ではまず見かけない |
| ヒノキ | 山地にある | 街中の観光ならほぼ気にしなくてOK |
| ブタクサ | 低地の道路沿いや空き地に帰化している | ブタクサ花粉症の人は郊外で注意 |
| PM2.5などの大気汚染 | 中南部を中心に多い日がある | 花粉より注意したい |
※スマホは表を横にスクロールできます
どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
日本の花粉症シーズン
画像引用:アレジオン 花粉の豆知識
上の図は日本で花粉が飛んでいる時期です。1年を通して花粉症の原因となる花粉が飛んでいる、とんでもない国ですね笑
日本では数十年前、建材利用や治水を目的にスギの木の植林が行われました。しかしその後の手入れを怠ったため、花粉量と患者数が比例的に増えたとされています。
僕を含め、スギ・ヒノキ、ブタクサ花粉に反応してしまう方が大半じゃないでしょうか。
では台湾の花粉事情を見てみましょう。
台湾に花粉はある?スギ・ヒノキ・ブタクサの状況

スギ花粉はほとんど気にならない
台湾にもスギ(中国語で「柳杉」)はあります。日本統治時代に、南投県の溪頭(シートウ)などの山地で日本人が大規模に植林したもので、今は森林遊楽区として観光地にもなっています。
ただ、どれも標高のある山の中の話で、台北や台中、台南などの街中でスギを見かけることはまずありません。日本のように街全体がスギ花粉に包まれる、ということはないので、スギ花粉症の方が街中を観光するぶんにはほとんど気にならないと思います。
3~4月に酷い症状に悩まされてる方は、これだけで天国じゃないでしょうか。
出典:溪頭自然教育園區 看一花一草一世界(Smile Taiwan)
ヒノキ・ブタクサ花粉はある
山の方にはヒノキがあります。とはいえ、山林地帯の話なので、台北や台中の街中を観光するだけなら特に気にしなくてもいいかもしれません。実際に僕は1年を通してツライと感じたことはありません。
日本では毎日のように飲み薬と点鼻薬を服用していましたが、台湾に来てからは一度も薬を使っていません。
控えめに言って素晴らしいです。
台湾のブタクサはどこにある?
秋の花粉症の原因になるブタクサ(中国語で「豬草」「豚草」)は、北米原産の外来植物です。台湾大学の植物データベースによると、台湾では低地の高速道路沿いや工事中の空き地、荒れ地などに広く帰化しています。
つまり、ブタクサは山よりもむしろ平地の道路沿いや郊外にある植物です。台湾の医師の解説でも、台湾は海外に比べて花粉症(花粉熱)は多くないものの、ブタクサは北西部の沿岸や郊外で増えていると指摘されています。
同じ解説では、花粉による症状が出やすい時期は毎年3~5月と10~12月とされています。ブタクサ花粉症の方は、秋〜冬に郊外や空き地の多いエリアへ行くときだけ、マスクを持っておくと安心です。
出典:臺灣植物資訊整合查詢系統(國立臺灣大學)Ambrosia artemisiifolia
出典:康健雜誌「賞花不一定會「花粉熱」 誘發過敏的植物是這些」(2017年)
もし、ブタクサなどの花粉症が気になるならば台北の花粉予報をみれるサイトがありますので旅行前や旅行中にチェックしておくと良いでしょう。
→アレルギートラッカー台北市
台湾は花粉よりも排気ガスがやばい!
花粉がほとんどなくてもアレルギー症状が出る人もいます。その原因は空気汚染です。台湾は空気がキレイではないので工場や車の排気ガスやPM2.5、黄砂の被害が大きいです。
どれも空気汚染の原因となる物質ですが、中国から流れてくるというよりも台湾自体の環境が悪いようです。
PM2.5の被害がやばい!
こちらの図をご覧ください。
画像引用:Newtalk新聞
2018年1月4日のPM2.5濃度を示したものです。赤いほど濃度が高いことを示しています。
この日の場合、台北は緑色で数値的には低いですが中部から南部にかけては赤色を示していますね。
右に数値がありますが、一般的には70を越えたあたりから健康被害が出るほどの危険があるとされています。特に西部一帯がひどく、数値が100を超える日も結構あります。
旅行中のその日の空気の状態は、台湾の環境部が公開している「空氣品質監測網」で地域ごとに確認できます。空気質指標(AQI)は「良好」「普通」「對敏感族群不健康(敏感な人には不健康)」「對所有族群不健康(すべての人に不健康)」「非常不健康」「危害」の6段階で色分けされているので、オレンジ(對敏感族群不健康)以上の日はマスクをして出かけると安心です。
これは僕のツイートです。ちょっとわかりにくいですが、空気が悪く景色が白がかっています(台中)。
昨日ほどじゃないけど台中は今日も空気悪い。なんかここ2日間鼻水タラッタラなんだけど空気のせい? pic.twitter.com/KW594Fa6JS
— 耕平 (@HEYinTW) January 5, 2020
空気汚染の対策法
空気汚染の対策としてはマスクをする以外ないですね。おすすめなのがPITTA MASK2.5aという商品。
花粉症対策でPITTA MASKを使っている方も多いと思いますが、これはいわばワンランク上の商品です。花粉の大きさは約30μmと大きく、普通のPITTA MASKでも捕獲できるのですが空気汚染の原因であるPM10やPM2.5は10μm以下なので、PITTA MASK2.5aを使わないと効果がありません。
日本では花粉症対策にもなるので、台湾旅行に行く際には買っておいて損はないでしょう。
結論:花粉シーズンは台湾へ逃げろ!
3~4月、10~11月の花粉がひどい時期は一時的に台湾に逃げることも考えてみてはいかがでしょうか?ただし、ブタクサ花粉症の方は、上で書いたとおり台湾の郊外にもブタクサがあるので、秋はマスクを忘れずに。
この時期は台湾の気候も安定していて、暑すぎないのでとても過ごしやすいです。日本-台湾間は格安航空(LCC)が活発で、どんどん便利になってきています。
旅行の準備をするなら、台湾旅行で気をつけること17コ(罰金があるルールなど)も事前に読んでおくと安心です。帰りのお土産選びには台湾桃園空港で買えるおすすめのお土産の記事もどうぞ。
台湾に花粉はあるのか -まとめ-

今回は「台湾に花粉はあるのか」というテーマでまとめてみました。
要点をまとめると
- スギは山地にあるものの、街中で花粉症の症状が出ることは少ない
- ブタクサは低地の道路沿いや空き地にあるので、ブタクサ花粉症の人は秋〜冬の郊外で注意
- 花粉よりも空気汚染(PM2.5)による被害が多い
結論:花粉症がひどいなら台湾へ逃げろ!
ということになります。
もちろん、台湾には他にもいい所がたくさんあります。台湾への旅行を予定しているなら、台湾旅行で気をつけること17コ全部知ってる?【罰金あり注意】という記事もぜひ合わせてお読みください。



