【秘境】宜蘭大学キャンパス、レベルなどみっちり紹介|台湾の大学
こんにちは、宜蘭大学に留学経験のある耕平(@HEYinTW)です。
台湾に留学する日本人が増えている現在、いろんな大学に進学する人はいるものの、情報の多い(有名)大学に行くのは当たり前だと思います。
今回は、田舎の国立秘境大学「宜蘭大学」について写真をバンバン使ってみっちり紹介したいと思います。
宜蘭大学の場所
台北の東、宜蘭県に位置する県内で唯一の国立大学です。
宜蘭の交通は便利とは言えず、駅からは少し離れているのでバス(15分)や徒歩(2~30分)が必要です。学校周りや駅前には最低限のお店はあるものの、栄えてるとは言い難くちょっと離れれば田んぼが広がっている。そんな場所です。
宜蘭大学のレベル
世界ランキング
ランキング圏外です。1000位以降。
台湾ランキング
台湾の総合大学のランキングがありました。
参考:2020年遠見雜誌台湾総合大学ランキング
ランク | 大学名 |
---|---|
1 | 國立臺灣大學 |
2 | 國立清華大學 |
3 | 國立成功大學 |
4 | 國立交通大學 |
5 | 國立中山大學 |
6 | 國立中央大學 |
7 | 國立臺灣科技大學 |
8 | 逢甲大學 |
9 | 國立中興大學 |
10 | 長庚大學 |
11 | 國立臺北科技大學 |
12 | 中原大學 |
13 | 東海大學 |
13 | 亞洲大學 |
15 | 元智大學 |
16 | 國立雲林科技大學 |
17 | 國立臺灣海洋大學 |
18 | 國立高雄科技大學 |
19 | 國立屏東科技大學 |
20 | 明志科技大學 |
21 | 國立宜蘭大學 |
22 | 靜宜大學 |
宜蘭大学の概要
歴史
日本統治時代に台湾東部での農業指導者育成を目的に設立された宜蘭農林学校を前身とする
参考:Wikipedia
実は日本と関係の深い大学で、学長は4代目まで日本人でした。
外国人学生の割合
全校生徒は約5000人。
知名度が低いためか、そのうち中国語を母国語としない外国籍の生徒は数十人しか居ません。華僑の生徒は多いんですけどね。
僕が居た頃、国際交流のイベントの外国人は僕を含めて10人足らずでした笑
だから、逆を言えば重宝されるってことですね。
学部/学科
総合大学なので、理系文系両方の学部学科があります。
※中国語で「学部」=學院、「学科」=學系、「大学院」=研究所、「中心」=センター
【人文及管理學院】
外國語文學系
應用經濟與管理學系
休閒產業與健康促進學系
高階經營管理碩士在職專班(EMBA)
智慧休閒農業進修學士學位學程【電機資訊學院】
電機工程學系
電子工程學系
資訊工程學系
數位學習碩士在職專班
電機資訊學院碩士在職專班【博雅學部】
外國語言教育中心
通識教育中心
運動教育中心【工學院】
土木工程學系
環境工程學系
機械與機電工程學系
化學工程與材料工程學系
建築與永續規劃研究所
綠色科技學程碩士在職專班【生物資源學院】
園藝學系
食品科學系
生物機電工程學系
森林暨自然資源學系
生物技術與動物科學系
生物資源學院原住民專班
生物資源學院碩士在職專班
無人機應用暨智慧農業碩士學位學程
農業推廣委員會
延文實驗林場
實習場區管理與發展中心
キャンパス紹介
田舎のキャンパスなのに、大きくないのが特徴...笑
"小さい"で有名です。
可愛らしい校内簡易マップがあったので、引用させていただきます。全ては網羅してませんが、主要な場所を紹介していきます。
引用:NIU 校區全覽
入口
簡素な正面入り口を抜けると、開けた空間に出ます。
ちなみに、この正面に見える建物が行政大樓(ビル)。
行政大樓
一番大きな建物。
真ん中に広場があって、地下にも教室が広がっています。僕が留学してた頃は屋上に行けましたが、現在はどうやら行けなくなったみたいです。
語言中心
外国語学部の先生の研究室がある他、小さな語学イベントが開かれるスペースもあります。僕はこの教室を借りて日本語教室を開催していました。
語学系のサークルもここを使っていました。
圖資大樓
図書館やパソコンを使える部屋がある場所。
ミーティングルームなどもあり、結構自由に使えるのが良いですね。
人科中心
先生の研究室がある小さな建物です。
人文及管理學院
主に人文、管理学科の授業が行われます。
經德大樓
校内の道に面したビルで、郵便局もあります。
生資大樓
生物資源学院の学部が全て収容されている大きめのビル。
奥には動物学科が使う、小さな家畜場がありましたが平地になっていました。
溫室
園芸学科が使う温室。
教穡大樓
キャンパスの真ん中にあり、ドンとそびえる銀のオブジェは、「鐵大便」と呼ばれ集合場所に使われています。
地下には小さな売店があります。弁当買うのもよし、お菓子買うのもよし、コピー機使うのも良し。
宿舎
男子寮・女子寮があります。
キャンパス内にあり、授業行くにはとっても便利。
工学院
時習大樓
格致大樓
その他施設紹介
景觀中庭
キャンパス真ん中に池のある散歩道があります。そしてなんとここに生えてる「光蠟樹」という木にはカブトムシが集まるんです!宜蘭大学最高!
自由に使えるバスケコートもある。
體育館
ジムも併設する体育館。中にはバドミントンや卓球などができる場所もあり、学生証を持っていれば受付でセットを借りることができます。
人文学科の休閒產業與健康促進學系の研究室もここにあります。
運動場
誰でも自由に出入りできるトラック。
散歩するのも良し、走るのも良し。この下に地下駐車場があります。
伯郎咖啡
大学入口付近、キャンパス内に伯郎咖啡(MR.BROWN)があります。
めちゃくちゃ広い空間でリラックスできるのですが、学生にとってはちょっと高め。
宜蘭大学まとめ
宜蘭大学、いかがでしたでしょうか。
最後に、大学がYouTubeで公開している動画を載せておきます。授業風景もあるのでイメージしやすいと思います。(知り合いたくさん出ててビックリしました笑)
これから台湾の大学に進学する予定のある方は、生物資源分野が得意な宜蘭大学、ぜひ視野に入れてみるといいと思います。国際事務局の人めっちゃ喜んでくれますよ笑